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なおきの“ちょい気になる”大分市政vol.53 大分の魅力をどう伝えるか、一緒に考えませんか?

先日、在京大分県人会の懇親会に参加しました。東京に暮らしながらも、大分を思い、支えてくださる方々が集まる会です。驚いたのは、会長の秦喜秋さん。実は私の古巣、三井住友海上の元会長で、私が入社した頃に一度お会いした方でした。思いがけないご縁に、人と人のつながりの不思議さを感じました。

会場では、大分を盛り上げたいという熱意にあふれていました。足立市長をはじめ、市の職員も参加し、ふるさと納税の魅力を発信。けれど残念ながら、大分市のふるさと納税は九州内でも低調です。人口規模を考えれば、もっと伸びしろがあるはずなのに、十分に活かしきれていないのが現状です。

なぜか。それは「選ばれる理由」が弱いからです。例えば、旅行のお土産を思い出してみてください。美味しかったから、珍しかったから、人に勧めたいから――私たちはそんな動機で商品を選びます。ふるさと納税も同じで、魅力的な地場産品や、共感できる物語が必要です。そしてそれを届けるPRの工夫も欠かせません。

大分には、他の地域に負けない食や文化があります。それをどう見せるか、どう伝えるかが課題です。東京から応援してくださる方々の力も借りながら、知恵を絞っていく必要があります。

「自分には関係ない」と思われるかもしれません。でも、ふるさと納税は地域の財源を左右し、私たちの暮らしに直結しています。だからこそ、一緒に考え、応援する気持ちを持っていただけたら嬉しいです。

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