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なおきの“ちょい気になる”大分市政vol.50 災害避難所の運営とDX

災害が発生した際、近所の避難所に駆け込むと、最初に待っているのは受付です。

名前や住所など、様々な情報を紙に書き、係の人に確認してもらいますが、人が集中すると、列はあっという間に伸びてしまいます。

30分以上待たされるかもしれません。不安も重なり、体力の消耗が心配です。先日の一般質問では、この光景をどう変えるか取り上げました。

デジタル化と聞くと、紙をなくすとか新しいアプリを導入するという印象を持つ人が多いかもしれません。しかし本当の目的は、課題を解決し、やり方を見直すことです。

避難所の受付にデジタルを取り入れると、流れは大きく変わります。スマートフォンでQRコードを読み取り、必要な情報を入力すれば数分で完了します。

列は短くなり、職員の手は大きく空きます。その力を高齢の方や障がいのある方、真に助けを必要とする方々に振り向けることができます。

誰もが安心して避難できる環境は、理想ではなく工夫次第で実現できます。こういった考え方を皆さんと一緒に共有できれば幸いです。

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