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なおきの“ちょい気になる”大分市政vol.43 関西万博で感じた「観光」の本質

先日、一足早い夏休みをいただき、奈良への帰省を兼ねて家族と関西万博に行ってきました。

予想はしていましたが、実際の混雑ぶりは想像以上で、小さな子連れの我が家にはかなり厳しい状況でした。

さらに、気温の高さと日差しの強さにも参りました…もう少し穏やかな時期だったら、家族みんなでもっと楽しめたかもしれません。

パビリオンの予約状況も厳しく、取れたとしても数時間後という状況では、子どもたちと一緒に過ごすには難しいと判断。そこで、予約の要らない各国の展示ブースを巡ることにしました。

実際に行ってみると、それらの国々の展示がとても興味深く、特に印象的だったのは、各国が観光のアピールとして豊かな自然や踊り、祭りなどの「体験型」の要素を前面に出していたことでした。

そこで感じたのは、日本の観光の打ち出し方との違いです。日本では、城や寺社、あるいは名産品といった「モノ」を中心に観光を語りがちですが、世界の視点では文化や生活、体験そのものに価値を見出しているようでした。

経済発展のためには、インバウンドの推進が欠かせません。大分市の観光振興を考える上でも、こうした視点の違いを理解し、取り入れる必要性を感じました。

とはいえ、暑さと人混みの中、家族が頑張ってくれたことには感謝しています。混雑は避けられないにしても、それを超える価値がある国際イベントです。

皆さんも、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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