若者の声って、一体どんなものだろう…
そう思ったこと、ありませんか?
大分市では、この夏、そんな思いに応える新たな取り組みが始まります。その名も若者会議。
対象は、おおむね16歳から29歳までの若者たち。学校に通っている人も、働いている人も、夢を追っている人も──さまざまな立場の若者が集まり、大分の未来について語り合う場です。
といっても、ただ話すだけではありません。
地域や社会の課題について本気で考え、こうしたら良くなるんじゃないかというアイデアを出し、実際に提案・行動することまでがゴール。
しかもそのプロセスは、堅苦しい会議ではなく、グループでのワークショップ形式。創造力とチームワークを活かして進めるスタイルです。
最終日には、自分たちで考えたプロジェクトを発表します。これはもう「小さな市議会」ですね。
参加者には謝礼3000円が支給され、定員は25名。大分市をもっとよくしたい、自分の意見を届けたい、そんな思いのある方にぴったりの場です。
こうした機会は、地域課題への理解を深めるだけでなく、新たな出会いや自分自身の成長にもつながります。プレゼンの技術や課題解決の経験は、きっと将来にも活きてくるはずです。
若者は何を考えているのか分からないと言われる時代ですが、それは話す場所がないからかもしれません。ならば、こうした場を、しっかり応援していくことが、私たち大人の役割ではないでしょうか。
お子さん、ご家族、職場の後輩などに、ぜひこの会議のことを教えてあげてください。大分をもっと好きになるきっかけが、ここにあるかもしれません。