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防災情報が大幅更新!警戒レベルの正しい見方|なおきの市政ラボ vol:88

5月29日から防災情報の運用が大きく変わります。

先日の防災士向け説明会で非常に重要なアップデートが発表されましたので、現場の視点から分かりやすく解説します。

警戒レベルと災害の種類が直感的に

平成30年の西日本豪雨を教訓に警戒レベルが導入されましたが、情報が複雑で分かりにくいという課題がありました。

それがレベルの数字と災害の種類がセットで発表される仕組みに刷新。

例えば、河川氾濫、大雨、土砂災害、高潮など、何に対して警戒すべきかが名称から直感的に判断できるようになります。

大分市で言うと大分川や大野川のような大きな川は、河川氾濫の情報が発表されます。

中小河川については大雨に関する情報として注意喚起されるため、お住まいの地域の川の規模を把握しておくことが重要です。

キキクルという危険度分布マップも進化し、洪水と浸水の危険度を重ね合わせた表示も可能になりました。

土砂災害警戒情報の変化

今回、大きく運用が変わるのが土砂災害に関する情報です。

これまでは警戒レベル4相当の情報が長時間出たままになることが多く、結果的に避難行動に結びつきにくいという構造的な欠陥を抱えていました。

今後はレベル4が見込まれない場合は発表されず、より切迫したタイミングで出される運用へ移行します。

レベル4はすでに手遅れに近い状態。

レベル3が発表された段階で、すみやかに避難準備を進める意識への切り替えが求められます。

線状降水帯の直前予測

近年猛威を振るう線状降水帯ですが、直前予測が発表されてから実際に発生するまでの猶予は平均して61分程度しかありません。

的中率も約50%程度であり、完璧な予測は現代の科学でもまだ難しいのが現実です。

ただ、見逃し率は低く抑えられており、直前予測が出たエリアの危険度が高まっていることは間違いありません。

過度な期待はせず、一つの目安として早めの行動に繋げるためのツールとして割り切った活用が必要です。

行政依存からの脱却を目指して

気象台のホームページなどでも常に最新の時系列情報が確認できるようになりました。

行政からの避難指示を待つだけの姿勢は非常に危険です。自ら情報を取りに行く、攻めの防災への意識改革を。

まずはご家族で、いざという時のハザードマップと避難のタイミングについて話し合ってみましょう。

私も引き続き、市政の立場から防災力のボトムアップに取り組んでいきます。

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