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なおきの“ちょい気になる”大分市政vol.74 街のケーキ屋を救え!大学生の事業モデル

大分市の若手起業家応援施設ミラテンドが開催したイベント「Real Venture」を見学した。そこで紹介されていたのが、職人のこだわりが詰まった街のケーキ屋をデジタルの力で支える注文サービス「パティモバ」である。

この事業を手がけているのは大学生だ。自ら考えた仕組みについて、大人顔負けの内容であり、発想の面白さだけでなく、実際の利用状況や成果にまで話が及んでいた。

仕組みは明快で、ケーキ屋向けに注文と予約をまとめて扱えるシステムを提供し、店のホームページやSNSから予約、そのまま支払いまで済ませられるようにする。クリスマスケーキに限らず、日常の持ち帰り商品や配送にも対応し、注文の管理を一つに集約している。

すでに導入した店舗では、2月だけでおよそ15万円分の注文が入るなど、具体的な結果が出ている。事前に予約する客と、当日に購入する客の割合がほぼ半々だった点も示されていた。これまで電話や店頭で対応していた当日の注文をスマホで完結させることで、店の作業を減らしつつ、その時に欲しいという需要を取り込んでいる。

料金は、注文が入った分だけ手数料を受け取る形を採っているが、将来的には毎月一定額を支払う利用料方式への移行も視野に入れている。大きなポータルサイトを先に作るのではなく、一つひとつの店と向き合いながらデジタル化を進め、実績を積み上げていく考え方が伝わってきた。

この取り組みは、注文を受ける仕組みで終わらない。どの商品が、いくらで、どのような客に売れたのかというデータを蓄積し、それを基に売上につながる提案を行うことも見据えている。

Real Ventureでは、この事業以外にも挑戦する若者が白熱するプレゼンを繰り広げていた。今後の活躍に期待したい。

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