BLOG

なおきの“ちょい気になる”大分市政vol.68 データに基づいた政策立案

市役所の仕事は、昔ながらの紙と会議で決まっている。そんな印象を持つ方も多いかもしれませんが、神戸市の視察を通して、その見方が少し変わりました。

神戸市が力を入れているのはEBPM(Evidence Based Policy Making)です。これは勘や前例ではなく、事実や数字をもとに政策を考える姿勢です。

神戸市は阪神大震災以降、財政も人も厳しい状況が続きました。余裕がないからこそ、職員自ら仕事のやり方を見直してきました。それが業務の効率化とデジタル化です。

デジタル化の本質は、便利な道具を入れることではありません。紙に書かれていた情報が、データになることです。データになると、集計でき、比べられ、すぐに共有できます。感覚的な言い合いが減り、論点がはっきりします。

もちろん簡単ではありません。システムにはお金がかかります。使いこなす人材も必要です。神戸市はここに予算を使い、職員研修を何度も重ねてきました。その積み重ねが、今の行政改革につながっています。

今回の視察で印象に残ったのは、完璧を求めるのではなく、自治体がリスクを取り、未来に向けて挑戦している姿でした。大分市でも、職員一人ひとりがこうした話に触れ、考える機会を持つことが大切です。

今後も情報収集と発信を続けて参ります。

PAGE TOP