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なおきの“ちょい気になる”大分市政vol.57 安心して暮らせる家を、誰もが選べる社会に

先日、バリアフリー住宅推進フォーラム2025に参加しました。障がいのある方や高齢者にとって、家に帰るという当たり前のことが、実はとても大変な現実があります。

私たちが気にも留めない段差やドアの幅が、その方にとっては大きな壁になります。ほんの数センチの違いが、暮らしの自由を奪ってしまうこともあります。

今、住宅の分野では大きな課題があります。賃貸住宅の多くはバリアフリーに対応しておらず、公的なセーフティネット住宅でも対応している物件はほとんどありません。つまり、安心して住める家が見つからないということです。

一方で、大家さんの立場から見れば、バリアフリー化には費用がかかり、採算が合わないという現実もあります。

だからこそ、社会全体で支える仕組みが必要だと思います。福祉施設に税金が使われているように、住宅の分野でも公的な支援かもしれません。

住まいは生活の土台です。どんな人も安心して暮らせる社会を目指して、活動を続けていきます。

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