BLOG

なおきの“ちょい気になる”大分市政vol.55 大分市議会9月定例会を終えて

3月の議会が「これから使う予算を決める場」だとすれば、9月の議会は「昨年度の予算がきちんと使われたかをチェックする場」です。どうしても新しい予算に注目が集まりがちですが、実際にお金が正しく使われたかを確認することこそ大切だと思います。

ただ、その審査は簡単ではありません。扱う内容は福祉や教育、産業振興など多岐にわたり、相手は行政のプロ集団。私たち議員が一つ一つを見極めるのは骨の折れる作業です。

そんな中で、最近は生成AIの力を借りることもあります。難しい用語を調べたり、他の都市の事例を探したり。昔なら何日もかかっていたことが、今は瞬時に分かる。技術の進歩を実感します。

一方で「AIに仕事を奪われるのでは」と不安に思う声もあります。確かに変化は避けられません。しかし、歴史を振り返ると、人類は常に新しい技術を取り入れ、生活をより豊かにしてきました。好奇心と工夫の積み重ねが、社会を前に進めてきたのです。

今の世の中は、変化のスピードがとても速い時代です。だからこそ「誰もが安心して暮らせる仕組みをどう作るか」を考え続ける必要があります。議会での審査や提案は、その大事な一歩です。

私たちの税金がどう使われるのか。それは、日々の暮らしと確実につながっています。ぜひ皆さんも「予算って自分に関係あるの?」と、一度立ち止まって考えてみてください。

PAGE TOP