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なおきの“ちょい気になる”大分市政vol.71 デザインと社会の深い関係

大分市美術館で開催されているスティグ・リンドベリ展に来賓として出席しました。展示会は何度か見てきましたが、特定のデザイナーに焦点を当てて観覧するのは初めてです。

会場に並ぶ作品は、どれもシンプル。派手さはありませんが、形や色づかいに無理がなく、長く使われることを前提にしているのが伝わってきます。

中でも、館長の挨拶が印象に残りました。北欧の高い幸福度や、福祉国家としての価値観が、こうしたデザインを生み出してきたという指摘です。生活の安定があり、将来への不安が小さい社会では、目先の刺激よりも、日常を穏やかに支えるものが選ばれてきたのでしょうか。

慌ただしい毎日の中、手に取る器や目に入る模様が、知らず知らずのうちに気持ちを整えてくれることがあります。デザインは飾りではなく、生活の下支えになっているのかもしれません。

今回の展示では、協賛企業によるグッズ販売も行われています。気に入ったものを購入し、日常で使われては如何でしょうか。

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