この時期はちょうど、家庭で家計簿を振り返るようなもの。昨年の予算がどう使われたかを、1年分まとめて点検する「決算認定」が大きなテーマです。
市のお金が、ちゃんと市民の暮らしに役立ったのか。ムダはなかったのか。分厚い資料をめくりながら、一つひとつ確認していきます。
また、一般質問で私が取り上げるのは「リチウムイオン電池の処分方法」。スマホや家電に多く使われていますが、実は不燃ごみではなく、市役所などの専用箱に持ち込まなければなりません。
正直、面倒です。でも、不燃ごみに混ぜると発火の危険があり、先日も処理場で火災がありました。市民の財産を守るため、こうした不便な仕組みを見直したい。
もう一つは「デジタル化」です。市役所の窓口に足を運ばず、スマホで申請ができるようになれば、忙しい子育て世代や働く人たちの時間がぐっと楽になります。これは未来の話ではなく、今まさに必要とされていることです。
市議会は、ただの数字合わせではなく、市民一人ひとりの暮らしを見つめ直す場所です。皆さんの「ちょっとした不便」や「ここを変えてほしい」という声を聞かせてください。