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なおきの“ちょい気になる”大分市政vol.45 ハンディ扇風機も要注意!身近な電池の危険な捨て方

不燃ゴミにリチウムイオン電池を入れてはいけないことをご存じでしょうか。スマホやモバイルバッテリー、コードレス掃除機などに使われるこの電池は衝撃や高温で発火の恐れがあり、全国で収集車や処理場の火災が相次いでいます。

大分市でも先日、不燃物処理場で火災が発生しました。原因は特定されていませんが、関与の可能性は否定できません。もし火災が起これば修繕費は税金から支払われ、市民負担となります。

特に、夏に活躍するハンディ扇風機にも小型のリチウムイオン電池が使われ、不燃物として処分されがちです。この「うっかり」が火種になるのです。

実は「え、燃えないゴミじゃないの?」という声は少なくありません。現行ルールでは、市役所や支所の回収ボックスに持参する必要があり、面倒な点は否めません。

改善策として、ゴミステーションで「危険」と表示した袋に分別して出せる仕組みを提案したところ、市の公式LINEで危険性や処理方法が案内されるようになりましたが、回収方法の改善はまだです。

火災リスクを減らすには、市民の協力と行政の柔軟な対応が不可欠です。今後も、安全で効率的な回収方法の実現に取り組んで参ります。

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