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なおきの“ちょい気になる”大分市政vol.41 要望書って、どう出すの?初めての国交省訪問で感じたこと

先日、国道10号の課題についてコラムを書きました。実はその後、地域の皆さんと共に、自治会連合会として国土交通省の大分河川国道事務所へ要望書を提出してきました。

要望書というものは、ただ「書いて出せばよい」というほど単純なものではありません。

今回は一つの町内会だけではなく、自治会連合会として提出するものだったため、複数の町内会の合意形成や調整が必要でした。

自治会ごとの事情や考え方を伺いながら、スケジュールの調整や文面の整理など、想像以上に時間と労力がかかります。

そして要望書の提出当日。国交省の幹部方々と自治会連合会の代表者が一堂に会しました。

用地取得が絡む案件では、何より地元住民の皆さんの理解と協力が不可欠になります。そうした事情を丁寧に説明し、関係者全員が納得できる形で話を進めていきました。

正直なところ、これを一つの町内会が単独で進めるのは現実的にほぼ不可能です。議員という役割を改めて考える機会にもなりました。

もちろん「何でも議員に頼ればいい」とは思いませんが、住民の声を行政機関に適切に届け、関係者の間で調整を行うためには、私たち議員が果たすべき役割は大きいのだと再認識しました。

今回の要望書提出にあたり、地域の皆さん、市役所職員の皆さん、そして国交省の皆さんには大変なご苦労をおかけしました。この場を借りて心から感謝申し上げます。

これからも地域の声をきちんと届け、住みやすい街づくりのためにしっかりと汗をかいていきます。

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