みなさんは、普段使っている日常品がまったく別の世界に変身する姿を想像したことがありますか?
実は今、大分市美術館で、そんな不思議で楽しい体験ができる「MINIATURE LIFE展 田中達也 見立ての世界」が開催されています。
昨日、来賓として開会式に参列し、展示物を見て回りました。このMINIATURE LIFE展は、国内外で既に310万人もの方が訪れており、SNSでも大人気の展覧会。
大分に再上陸ということで、私自身も実は以前に一度見たことがありますが、あの時の感動が鮮やかに蘇ってきました。
この展覧会の魅力は、何と言っても日常にある普通の物とジオラマ用の小さな人形を組み合わせ、全く別のモノに見立ててしまう、そのユニークな発想にあります。
実際のミニチュア作品の斬新さと精巧さには驚かされますが、私が一番感心したのは、やはり写真の構図です。これが本当に素晴らしい。小さなミニチュア作品が、写真という窓を通じて、まったく想像もできないほど広い世界を見せてくれるのです。
百聞は一見にしかず。特に夏休み期間中は長く開催されていますので、お子さんやご家族と一緒に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。