先日、大分市美術館で開催された企画展示会「響きあう絵画」の記念式典に参列し、作品を鑑賞してきました。
ちなみに、専門的な美術の知識は全くないので、素人の感想であることをご容赦ください。
展示されていた近代アートを見て最初に思ったのは、「すごい技術だなぁ」という感動と、「これは一体何を表現したかったんだろう?」という疑問が入り混じった、不思議な感覚でした。
美術館の職員さんに尋ねると、「当時は産業革命で人々の生活環境が一変し、新しい価値観が生まれたんですよ」と教えてくれました。
特に、鉄道が発達したことで画家たちが気軽に郊外へ出かけられるようになり、作品のテーマや描き方が大きく変化し、市場も一気に広がったそうです。
また、戦争の時代になると社会への批判や風刺を込めた作品が増え、その時代の空気や世論を色濃く反映していたとのこと。
なるほど、と思いました。私自身もアマチュア音楽家としてドラムを演奏していますが、自分の感じたことや社会に訴えたいことを表現する気持ちに通ずるものがあります。
芸術というのは、やはり自己表現の大切なツールです。それが多くの人に受け入れられ、広がっていくことで、さまざまな文化と交じり合い、新しい価値や魅力が生まれてくるのでしょう。
大分市では、若い芸術家を積極的に支援しているそうです。現代はAIが手軽に画像を作れる時代ですから、芸術家にとってはまさに戦国時代。
そんな中、この大分市から新しい価値を創り出す素敵な芸術家が生まれてくることを、心から楽しみにしています。
*職員さんと話してたので作品の写真を撮り忘れました。ぜひ現地でご覧ください🙇♂️