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なおきの“ちょい気になる”大分市政 vol.14 農家の高齢化と担い手不足に挑む、スマート農業の力

昨日に引き続き、今日は青森市で行われているスマート農業推進事業を視察してきました。今回は、農業のDX(デジタル・トランスフォーメーション)について考えたいと思います。

まず「ドローン」を使った農薬散布です。これは従来の手作業に比べて効率がよく、人手不足解消にもつながります。

また、高性能GPSを使った「自動操舵システム」も導入されていて、無人のコンバインが稲刈りを行う様子は、まさに未来の農業でした。

しかし、農業が抱える課題は全国共通で、特に稲作はなかなか儲からず、農家の高齢化が深刻化しています。

若い担い手が見つからない現状で、こうしたテクノロジーを使って作業を効率化し、少ない人数でも農業を続けられる環境作りが大切です。

とはいえ、スマート農業にも課題があります。それは費用対効果を考えると、広大な農地をまとめて管理する必要があることです。

最新技術に対応した農機具は非常に高価なので、小さな田んぼのままでは、導入が難しいかもしれません。

田んぼを一つにまとめて運営するのが理想的ですが、集落すべての人から賛同を得るのは簡単ではありません。

今後、効率的な農業を実現するためには、地域全体でどうやって協力していけるか、真剣に考えていきたいです。

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