BLOG

なおきの“ちょい気になる”大分市政 vol.11 教育現場のDX、PTAだけ取り残されていませんか?

現在、市内の小中学校で便利なアプリ「すぐーる」が使われています。

これは教育委員会が導入したアプリで、学校と家庭の間で緊急連絡や出欠の報告、アンケート調査などをスマホで簡単に行えるものです。

我が家でも使っており、子どもが急に体調を崩した時など、スマホからすぐに連絡できるので本当に助かっています。

しかし、一方で気になるのがPTAの活動です。PTAからの連絡は、まだまだ紙のお便りが多く、今の時代にちょっと合いません。

PTAでも「すぐーる」を使えたらどんなに便利だろうと思い調べたところ、課題が見つかりました。

大分市教育委員会は、学校が必要と判断したものだけを発信できるルールとしており、しかも権限が校長先生や教頭先生に限られているようです。PTAなど関連団体が発信することは、現状では認められていません。

規則の変更や関連団体の追加を考えると、学校や教育委員会に新たな手間が増えてしまうかもしれません。そのため、積極的になれない気持ちも理解できます。

しかし、共働き世帯がどんどん増えている今、PTAの活動負担は日に日に重くなっています。

そんな中、保護者が使い慣れた連絡ツールを使えるようになれば、活動の負担感はかなり軽減されるでしょう。

さらに、「すぐーる」の開発業者さんに確認したところ、PTAなどの関連団体が使っても追加費用は掛からないとのことでした。他の自治体では導入実績もあるようです。

教育委員会の皆さん!ぜひ規定を見直していただき、学校と家庭を繋ぐ「すぐーる」を広範囲に活用できるようにしていただけないでしょうか。

PAGE TOP