その答えはシンプルです。市民の代表です。
県議会議員は県民、国会議員は国民、それぞれ選挙によって選ばれた住民の代表として、行政と向き合っています。
だから、議員が市民の声を行政に届けることは、当然の役割です。
「通学路を安全にしてほしい」
「もっと子育てしやすくして」
そうした声を市に届け、議会で議論するのは大切な仕事です。
でも、私はそれだけでは不十分だと思っています。
もし、行政(市長)が進めようとしている政策に賛成したなら、その理由を市民にきちんと説明する責任があります。
多くの議員は、市民の要望を行政へ「届ける」ことに終始しています。でも、それだけでは一方通行です。
議員は、市民と行政の橋渡し役です。
市民の声を届けるだけでなく、行政の考えを市民に正しく伝えるべきであり、その往復があるからこそ、市政に対する理解や信頼が生まれてくると思っています。
行政が何を考えているのか、どんな議論をしているのか。市政の現場で見たこと、聞いたことをわかりやすく伝えていきたい。
議員の役割は「届ける」ことと「伝える」こと。
両方あって、初めて“市民の代表”になれると思うのです。